スーパーGT

スーパーGT2019ドライバーGT300クラス編まとめ

2018年はLEON AMGが最終戦までもつれながらもチャンピオンを獲得しました。

特にLEONはGT300クラスの中では数少ないブリジストンタイヤ。

2018年にタイヤをヨコハマからブリジストンに変更した初年度にチャンピオン獲得。

チャンピオン争いには同じブリジストンを履くM6も残っていたのでタイヤによる性能がはまった年だったのかもしれません。

今年もGT500クラスにドライバーの入れ替えがありGT300クラスに影響を与えたようですね。

新車としてはマクラーレンGT3、アストンマーティンGT3が新たに参戦。

チームとしては3チームほど撤退もしくは今年の参戦を取りやめています。

  • タイサンサードフクシマ
  • EIcars BENTLEY TTO
  • CarGuy Racing

そして新たに3チームの参戦が発表されています。

  • リアライズ
  • チーム郷
  • X-WORKS

新車に新チーム、ドライバーの移籍もあったGT300クラスのチームとドライバーを見ていきましょう。

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Cars Tokai Dream28

2019年もロータスエヴォーラでの継続参戦。ドライバーも変更無し。

カーナンバー:2
ドライバー:高橋一穂/加藤寛規
マシン:ロータス・エヴォーラ
タイヤ:ヨコハマ

グッドスマイルレーシング

2017年のチャンピオンでもあるグッドスマイルレーシングは2018年はランキング4位。

参戦マシンもドライバーもスポンサーも大きな変化はなし!

しいてあげれば2019年の新規レースクイーンの女の子の年齢が15歳ってところに驚きが。

またグッドスマイルレーシングはすでに8月に行われる10時間耐久レースへの参加も表明済み。

第3ドライバーも小林可夢偉で変わらない状態でシーズンに望みます。

カーナンバー:0
ドライバー:谷口信輝、片岡達也
マシン:AMG GT3
タイヤ:ヨコハマ

TEAM MACH

カーナンバー:5
ドライバー:坂口夏月/平木湧也
マシン:MC86
タイヤ:ヨコハマ

D’station Racing

2019年は藤井誠暢/JPオリベイラになります。

JPオリベイラは長年日産のGT500ドライバーでしたが2018年末に日産を離脱することを発表していました。

マシンをポルシェからアストンマーティンに変更しての参戦になります。

アストンマーティンがスーパーGTに参戦するのは10年ぶりでしょうか?

あのときは土屋エンジニアリングがGT500に無理に参戦していたので結果は・・・

今回はGT3マシンでの参戦なので成績が楽しみなチームです。

カーナンバー:7
ドライバー:藤井誠暢/JPオリベイラ
マシン:ポルシェ911 GT3 R
タイヤ:ヨコハマ

PACIFIC with GULF RACING

GULFNAC ポルシェ は2019年ドライバーを二人とも交代。

横溝峰尾コンビの復活です。2012年に2人でポルシェでチャンピオンになっている2人だけに強力なコンビですね。

カーナンバー:9
ドライバー:横溝直樹/峰尾恭介
マシン:ポルシェ911 GT3R
タイヤ:ヨコハマ

GAINER TANAX triple a

2018年同様10号車はGT-Rを走らせます。

マシンは改良された2018年型GT-R。

ドライバーも変更され星野一樹/石川京侍の組み合わせに。

カーナンバー:10
ドライバー:星野一樹/石川京侍
マシン:GT-R NISMO GT3
タイヤ:ヨコハマ

GAINER TANAX GT-R

2018年に11号車はGT-Rに変更しその体制を2019年も引き継ぎます。。

もともとドライバーの組み合わせとしては強力なのでマシン次第ではまたチャンピオン争いに絡んでくるんでしょうか?

カーナンバー:11
ドライバー:平中克幸/安田裕信
マシン:GT-R NISMO GT3
タイヤ:ダンロップ

TEAM UPGARAGE

2018年に小林崇志がARTAから移籍したUPGARAGE。

2019年はマシンもMC86からNSXへと変更となります。

あわせて中山が抜けてGT500から松浦が移籍。

元GT500コンビとなりマシンもNSX。ARTAのセカンドチームみたいになってきましたね。

カーナンバー:18
ドライバー:松浦孝亮/小林崇志
マシン:MC86
タイヤ:ヨコハマ

Audi Team Hitotsuyama

2018年からドライバー、マシン、タイヤともに変更なし。

カーナンバー:21
ドライバー:リチャードライアン/富田竜一郎
マシン:アウディR8 LMS
タイヤ:ダンロップ

R’Qs MOTOR SPORTS

2018年からドライバー、マシン、タイヤともに変更なし。

カーナンバー:22
ドライバー:和田久/城内政樹
マシン:メルセデスAMG GT3
タイヤ:ヨコハマ

VivaC team TSUCHIYA

2019年は松井孝允が継続。

坪井翔がGT500に移籍して代わりに加入したのが佐藤公哉。

いままでは新人を乗せていましたがここにきてF1テストもしたことのある佐藤公哉がJLOCからの移籍。

マシンはMC86。どれくらい進化しているんでしょうね。

カーナンバー:25
ドライバー:松井孝允/佐藤公哉
マシン:トヨタMC86
タイヤ:ヨコハマ

Team TAISAN(撤退)

2012年にポルシェでチャンピオンを獲得していたタイサン。

サードと組んでチーム本拠地を福島に移したりと話題を作っていましたが2018年で撤退を発表しています。

今後は自社製品を生かせるEVレースにシフトしていくとのこと。

GT3ではパーツ使えないしMCはお金かかるから難しいのかな。

「私自身の活動35周年を区切りにしようと思いました。勝てないレースに参戦しているのは、自分としてこれほど苦しいことはないんですね」と千葉代表は今回の決断の理由を明かす。

「私の力不足という面もありますし、『では勝てる体制を作ればいい』と声をかけてくださる方も多いんですが、それは感謝しつつも、できなくなってきているんです。グループCのときは我が社の電磁ポンプが役立つ、製品開発できる環境がありましたが、EVレースはそれができるんですね」

 

apr

ドライバーは佐々木孝太に代わり織戸学が加入します。

2018年は事実上シートを失っていただけに織戸学の復帰はファンにはうれしいことですよね。

マシン名PHVって入っているけどノンハイブリッドマシンだそうですよ。

カーナンバー:30
ドライバー:永井宏明/織戸学
マシン:TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
タイヤ:ヨコハマ

apr

UPGRAGEから中山友貴が移籍になり平手が抜けた穴を埋めます。

プリウスは2019年は新型プリウスにあわせたものになり見た目も大きく変わりましたね

カーナンバー:31
ドライバー:嵯峨宏紀/中山友貴
マシン:TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
タイヤ:ブリヂストン

X-WORKS(新規)

日産の体制発表会で出てきた新チーム。

なんとEVAカラーでの登場となりました。

エヴァRT初号機 X Works GT-R

車両は2018年版のGT-R。

カーナンバー:33
ドライバー:S.トン/M.リー
マシン:GT-R NISMO GT3(2018)
タイヤ:ヨコハマ

Modulo Drago CORSE

2018年は富士でのZENTとの大クラッシュから継続参戦も危ぶまれましたが無事復帰。

その後は安定して好成績を残した感じのチームですね。

今年も活躍が楽しみです。

カーナンバー:34
ドライバー:大津弘樹/道上龍
マシン:NSX GT3
タイヤ:ヨコハマ

arto-Panther Team Thailand

タイのチームは今年も参戦します。

ARTAを離脱したS.ウォーキンショーが加入しました。

カーナンバー:35
ドライバー:N.ホートンカム/S.ウォーキンショー
マシン:レクサスRC F GT3
タイヤ:ヨコハマ

NILLZZ Racing

チーム名がメンテナンス会社のNILLZZに変わりDIJONの名前がなくなりました。

植毛GT-Rは2019年も健在?

マシンも2018年と同じ2015年型GT-R NISMO GT3。

ドライバーも特に変更無し。

カーナンバー:48
ドライバー:田中勝輝/飯田太陽
マシン:GT-R NISMO GT3
タイヤ:ヨコハマ

Arnage Racing

カーナンバー:50
ドライバー:加納政樹/山下亮生/手塚祐弥
マシン:AMG GT3
タイヤ:ヨコハマ

埼玉トヨペット GreenBrave

2020年はRC-Fへのマシン変更もうわさされるMC-マークX。

開発が思うようにすすんでいないのでしょうか?

一応エース的な立場であった番場選手もおもったほどの速さを示せず。

でも2019年も同じ体制での参戦。

タイヤがブリジストンに変更になりましたね。

マザーシャーシ勢では唯一のブリジストンになります。

これで速さを見せるようだとますますブリジストンの株が上がる。

カーナンバー:52
ドライバー:脇阪薫一/吉田広樹
マシン:MCマークX
タイヤ:ブリヂストン

AUTOBACS RACING TEAM AGURI

マシンをBMW M6からNSXへ変更し再びGT300クラスもホンダチームへ。

そのためショーン・ウォーキンショーに変わり福住仁嶺がチームに加入。

福住仁嶺はF-1参戦を目指してF-2に参加していたのですがGT300クラスにも参戦。

これでBMWの存在がスーパーGTから消えることに。

ARTAがNSXに乗り換えることをBMWが知ったのが2019年のエントリー締切日で急遽スタディに連絡をとったが参戦できなかった。
なんて話がスタディの鈴木さんのブログに載ってましたね。

鈴木BOB康昭 公式ブログ

ARTAとBMWジャパンの関係自体その程度のものだったんですね。

カーナンバー:55
ドライバー:高木真一/福住仁嶺
マシン:BMW M6 GT3
タイヤ:ブリヂストン

リアライズ 日産自動車大学校(新規)

2019年の新チームの1つ。

2018年まではスーパー耐久に参戦していたチームがステップアップしてきた感じですね。

メンテナンスを学生+αして強化して望みます。

チーム的にはKONDOレーシングの流れなので車は最新型GT-Rを使用します。

メンテナンス体制的にも結構台風の目になるかも。

カーナンバー:56
ドライバー:平峰一貴/S.フェネストラズ
マシン:GT-R NISMO GT3
タイヤ:ヨコハマ

SYNTIUM LMcorsa RC F GT3

60号車の2019年体制は宮田莉朋と吉本大樹で変更無し。

そしてタイヤがヨコハマからダンロップに変更になります。

K-Tunesがブリジストンでいい結果を残しているだけに同じRC-Fとしてはここは踏ん張りどころですね。

カーナンバー:60
ドライバー:宮田莉朋/吉本大樹
マシン:RC-F GT3
タイヤ:ヨコハマ

R&D SPORT

2019年はドライバー、マシン、チーム体制的にはほぼ変化無し。

2018年はブレーキトラブルなどに泣かされることが多かったのですが2019年は信頼性次第では強豪になることは間違いないですね。

カーナンバー:61
ドライバー:井口卓人/山内英輝
マシン:BRZ GT300
タイヤ:ダンロップ

K2 R&D LEON RACING

タイヤをブリジストンに変更し2018年はGT300クラスチャンピオンを獲得。

蒲生の速さだけでなく黒澤の安定感あります。

GT300クラスではカーナンバー0は2年連続チャンピオンを取れないジンクスがあるため使わないここも多いんですよね。

実際ここ数年でチャンピオンになってカーナンバー0を使ったのはGSRだけですし。

ということもありLEONは今年もカーナンバー65で走ります。

カーナンバー:65
ドライバー:黒澤治樹/蒲生尚弥
マシン:メルセデスAMG GT3
タイヤ:ブリヂストン

JLOC

T-DASH ランボルギーニGT3にはGT300クラスでチャンピオン獲得経験のあるアンドレ・クートがGT300に復帰。

カラーリングも赤っぽいオレンジ色でびっくりです。

カーナンバー:87
ドライバー:高橋翼/A.クート
マシン:ランボルギーニ・ウラカンGT3
タイヤ:ヨコハマ

JLOC

ホンダのシートを失っていた小暮がJLOCに移籍しました。

これでも今年も小暮選手の走りが楽しめます。

カーナンバー:88
ドライバー:小暮卓史/元嶋佑弥
マシン:ランボルギーニ・ウラカンGT3
タイヤ:ヨコハマ

岡山トヨペットK-tunes Racing LMcorsa

2018年の新チームの1つで初年度から優勝も飾りタイヤとのマッチングもいい感じのチームです。

中山雄一が移籍し、阪口晴南(せな)が加入しました。

阪口晴南というとカート時代から有名で昨年はF3に参戦していまいした。

でも、阪口晴南はHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト出身で昨年はトダレーシングでF3に参戦。

スーパーフォーミュラの第2戦では代打ながらMUGENからスーパーフォーミュラデビューも飾っていました。

それだけに今回トヨタ系のチームに参加したのはちょっと意外でしたね。

カーナンバー:96
ドライバー:新田守男/阪口晴南
マシン:RC-F GT3
タイヤ:ブリヂストン

EIcars BENTLEY TTO(撤退)

2017年にベントレーと共に参戦してきた新チームだったのですが2018年限りで撤退。

ベントレーには期待していたのですが何が悪かったんですかねぇ。

TOMEI SPORTS

参戦は確定してるようです。マシンは最新型のGT-R NISMO GT3 2018年型。

今年も黒いカラーリングなのかな?

カーナンバー:360
ドライバー:青木孝行/田中篤
マシン:GT-R NISMO GT3
タイヤ:ヨコハマ

CarGuy Racing(撤退)

2018年新チームの1つでした。

しかし2019年はルマン24時間レースに出場するため2019年のスーパーGT参戦は見送るとのことです。

黄色いNSXjは派手で目を引いていたのですがちょっと残念ですね。

マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパン(新規)

2004年にルマン24時間に日本チームとして優勝も果たしたチーム郷がスーパーGTに参戦します。

エントラント名はマクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパンとのことですが。

マクラーレンが再びスーパーGTに帰ってくるのは嬉しいですね。

そしてドライバーにも荒さんが帰ってくる、いいニュースです。

アレックス・パロウも今年スーパーフォーミュラに参戦するドライバーです。

カーナンバー:720
ドライバー:荒聖治&アレックス/パロウ
マシン:720S GT3
タイヤ:ヨコハマ

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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