観戦・撮影スポット

富士スピードウェイ 撮影ポイントと撮影機材まとめ

富士スピードウェイの撮影ポイントと撮影機材について整理してみました。
富士スピードウェイは1周4563メートルありストレートが長いコースとして有名です。
1周16個のコーナーがありアウト側イン側で見え方も違います。
今回はそんな富士スピードウェイの撮影ポイントと撮影機材、レンズの倍率について整理してみたので参考にしてみてください。

各コーナーの詳細は別記事にリンクさせてますのでこの記事を目次として使用してもらえればと思います~

 

富士スピードウェイでの撮影ポイントと機材について

富士スピードウェイでレーシングカーの写真を撮影する場合はプリウスコーナーとダンロップコーナー以外では結構な望遠レンズが必要になります。

そのため初心者がコースデビューするならまずプリウスコーナーへ行ってみてほしいなと思います。

同じプリウスコーナーでも撮影ポイントを変えることで車の見え方も変わって来るということを知ってほしいですね

デジタルカメラの入門機によくあるダブルズームキット。

この望遠レンズ側で十分楽しめる場所がプリウスコーナーとダンロップコーナーになります。

高速コーナーで撮影したいなら300Rもお勧めです。

それ以外のコーナーではどうしても500mm以上の超望遠レンズが欲しいなって思ってしまうので他のコーナーで撮影するようになるとおサイフに要注意です。

自分もコカコーラコーナーで撮影しなかったら500mmのレンズは買わなかったんだろうなって思いますものw

というわけで自分がサーキットにもっていく機材です。

何十万もするボディや、100万円を超えるようなレンズもありません。

しかもキャノンでもニコンでもなくペンタックスという変わり者です。

PentaxのAPS-Cなのでレンズの焦点距離は1.5倍になります。

ボディ:Pentax KP

レンズ:Sigma 50-500、Pentax 18-135

予備バッテリー、SDカード16GB×3、一脚

 

基本はこの組み合わせです。

こんな装備で毎年撮影に行って各コーナーに行きいろいろ試した結果を大公開です。

1コーナーから順番にコースを紹介していきたいと思います。

お役に立てれば幸いです

 

 

富士スピードウェイ撮影ポイント 1コーナー(TGRコーナー)

さっそくですが富士スピードウェイの名物1.5kmに及ぶストレートエンドの1コーナーですが撮影ポイントとしてはイマイチです。

1コーナーはランオフエリアが異常に広く取られており且つ正面には観戦エリアがありません。

そのため1コーナーアウト側からの撮影は不可能になります。

1コーナー進入箇所に観戦席はありますが、2重の金網があるため撮影には不向きです。

1コーナーを曲がって2コーナー3コーナーへと向かっていく車両は撮影できますが後ろからの撮影しかできません。

またスーパーGTやWECでは決勝日は1コーナーは有料席になります。

撮影メインでレースを観にきているのであれば追加料金を払ってまで確保するような場所ではないと思ってます。

ということで撮影ポイントとしての1コーナー外側はお勧めできません。

 

一方、1コーナーの内側は金網が1枚しかないので金網に近づくことで写りこみを防げます。

しかし、1コーナー内側といっても実質1コーナー立ち上がりになり真横からの撮影になるので混戦具合を撮影することも難しいです。

大きな脚立を持ってきて金網の上から撮影すれば可能なのかもしれませんが、そんなタイミングはスタート直後くらいです。

撮影メインではなくてすぐ近くで音を楽しみたいのであれば悪くない場所ですね。

1コーナー内側までよらず、少し内側で2コーナーから下ってくる車両を撮影する場合は流し撮りが楽しめます。

ただし、脚立を使用するか500mm以上の望遠レンズが必要になります。

1コーナー内側は撮影場所としてはあまり人気の場所ではありません。

他のコーナーを一通り撮影して興味があれば1度訪れてみるのもいいかなと思います。

1コーナーって以外にグランドスタンドから遠いんです。

いくならシャトルバスで移動したくなるような距離ですね。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット 1コーナー(TGRコーナー)編

 

 

富士スピードウェイ撮影ポイント コカコーラコーナー(Bコーナー)

富士スピードウェイの撮影ポイントとしてコカコーラコーナーは人気の撮影ポイントです。

ここはスタート直後の団子状態を正面から撮影できることからレースのスタートをここで撮影する人が非常に多いです。

レーススタート1時間前には来ておかないといい場所は確保できないような場所です。

またコカコーラコーナー立ち上がりから100Rへの区間では流し撮りもしやすいいい場所です。

コカコーラコーナー進入を車両の後ろから撮影する場所もあり楽しめます。

欠点としては2コーナーを下ってきてコカコーラコーナーに飛び込む車両を正面から撮影するには結構な距離があります。

そのため500mm以上の焦点距離のレンズがあったほうがいいですね。

スタート直後の混戦ならは300mm以上でも大丈夫です。

またちょうど正面から撮影する場合はカメラマンホールを利用するのも手です。

500mm以上のレンズで曇りの日はお勧めです。

(晴れてるとカメラマンホール回りの金網が濃くでるので厳しいです)

 

100Rよりからコカ・コーラー通過を撮影したり、コカ・コーラコナー手前のサービスロードからバックショットを狙ったりもできます。

コカコーラコーナーの内側には観戦エリアがないので外側からだけの撮影になります。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW)撮影スポット コカ・コーラコーナー

 

富士スピードウェイ撮影ポイント 100R

富士スピードウェイの100Rは一番Gが掛かるコーナーと言われてますが撮影には不向きです。

コースの内側は平坦で斜面がなくコースとの高低差がほとんどないので金網やウォールがそのまま邪魔になります。

100Rはけっこうな速度で抜けていくコーナーなので金網に近づいて撮ろうにも速すぎてファインダーに収めるのも難しいんです。

しかしながらコースとフェンスの距離も近く、絶妙なアクセルワークを必要とするコーナーなのでエンジン音を楽しむにはいい場所です。

この後のヘアピンコーナーへのブレーキングポイントも近いのでレーシングカーの迫力を楽しむには非常にいい場所です。

撮影ポイントとしてはオススメできませんということで。

100Rの外側には観戦席が無いので撮影はできません。

2017年よりここの森に富士ジュラシックウェイが作られましたね。

 

 

富士スピードウェイ撮影ポイント アドバン(ヘアピン)コーナー

富士スピードウェイのヘアピンコーナーも人気撮影スポットです。

グランドスタンド裏から地下道へ下りて出口の目の前がアドバンコーナーになります。

でもどちらかというと撮影よりも観戦客のほうが多いかな?

観客席とコースの高低差が大きく、広い範囲を見渡せる、またオーバーテイクシーンも多くみられる場所というのも人気の理由でしょうね。

でも、撮影ポイントとしてみるとコースと観客エリアの距離が遠くヘアピンの頂点付近では300mmレンズでは焦点距離が足りないと思うでしょうね。

私はヘアピンの飛び込みを流し撮りするのが好きですが、500mm以上の焦点距離のレンズを使用することになるので超望遠レンズがない人にはちょっと厳しいかな。

 

ヘアピンも頂点正面から回りの通路に移動されば300mmぐらいのレンズでも金網をよけた場所からの撮影も可能です。

ヘアピンにも金網越しやカメラマンホールもあるので超望遠レンズがある人はおためしあれ。

ちなみにアドバンの看板のあるヘアピン内側は駐車場になっており観覧席はないので撮影はできません。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット アドバン(ヘアピン)コーナー編

 

 

富士スピードウェイ撮影ポイント300R

富士スピードウェイの300Rは高速区間ながら気軽に流し撮りのできるコーナーです。

しかもヘアピンの立ち上がりから割りと長い時間撮影のチャンスがあり、加速で並びかけるシーンを撮影できたりもします。

撮影場所は300Rの内側で結構高い場所からの撮影になります。

コースとの距離もそれほど遠くないので初心者でも撮影を楽しめるコーナーですね。

300mmのレンズを持ってくるだけ十分ですかし広角レンズで流すのも面白い。

でも、撮影できる構図が少ないのであまり長時間滞在する場所ではないかもしれませんね。

ダンロップコーナーへの移動時や戻りの途中の撮影スポットとして短時間滞在するような感じですね。

300R外側には観覧席はないので撮影はできません。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット 300R編

 

富士スピードウェイ撮影ポイント ダンロップコーナー

ダンロップコーナーの内側は屈指の撮影スポットになっています。

カメラマンがいっぱいいます。

撮影できる範囲は、ダンロップの飛び込みからシケインを抜けて13オーナーの直前までと意外に広い。

車間も接近するしオーバーテイク、接触、スピンとアクシデントも多く発生するコーナーです。

しかも低速コーナーなためコースと観客席の距離も近く、土手とコースの高低差もあるため撮影しやすくなってます。

撮影ポイントを変えることで正面、横から、背後からとアングルも選べます。

富士山もよく見える場所です。

また、トイレと自販機も近くにあるので便利ですね。

 

一方、ダンロップコーナーのアウト側はコースとの距離がかなりあるため超望遠レンズが必要になってきます。

さらに金網もあるので晴れているとなかなか撮影に不向きな場所になります。

しかもアウト側にはトイレもなく撮影場所も駐車場の車を気にしながらになるのであまりゆっくりできません。

普段と違うアングルを狙ってみたいというのであれば訪れてみてもいいかもしれませんね。

ダンロップコーナーはやっぱりコース内側の撮影が最強です。

欠点といえば、富士スピードウェイに最果ての地ということとここでレースを見ていると順位がわからないということでしょうか?

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット ダンロップコーナー編

 

 

富士スピードウェイ撮影ポイント 13コーナー

13コーナーはダンロップコーナーから上っていく途中に内側を通ることになりますがこちらから撮影できません。

というのもコースより通路が低い場所にあるのでガードレールで車両が見えないんです。

ということで必然的に13コーナーはアウト側から撮影することになります。

13コーナーアウト側は撮影する人よりも観戦する人のほうが多い場所ですね。

13コーナーアウト側の高いところではダンロップの飛び込みから13コーナーを通ってプリウスコーナーの飛び込みまでとコースの見える範囲がかなり広いっていうのがあります。

撮影する場合は高いところからコースを見下ろすとちょうど上り坂ということもあり視点の低い写真が撮影できます。

 

また13コーナーとプリウスコーナーの中間から金網越しに撮影できれば13コーナーを抜けてくる車を正面から捕らえられます。

欠点は13コーナーから他のコーナーへ移動するのが大変だということ。

レース中に13コーナーに移動しようとおもうとコースから外れている時間が長くもったいないなって思ってます。

予選を13コーナーで撮影してることが多いかも。

詳細記事:作成中

 

富士スピードウェイ撮影ポイント プリウスコーナー

プリウスコーナーも富士スピードウェイでは人気のコーナーですね。

撮影する人も観戦する人も両方たくさん訪れています。

撮影できる場所も広くプリウスコーナー外側は撮影ポイントも複数あります。

カメラマンホールを使用して車を正面から撮影したりサービスロードの切れ目から後ろからの撮影。

プリウスコーナーを抜ける車を前から後ろから撮影できます。

プリウスコーナーを立ち上がって最終コーナーへ向かうところはコースに近く短めの望遠レンズでも十分撮影が可能です。

さらに順位表もあるのでどの車がトップ争いしているのか把握できるのもいいですね。

プリウスコーナーの欠点はトイレが無いこと。

スーパーGTの場合は仮設トイレが用意されますがそれ以外では設置されないのでヘアピンまで戻らないといけないのが厳しいかも。

2017年より「レクサスコーナー」と名称が変更になりました。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット ・レクサスコーナー編

 

 

富士スピードウェイ撮影ポイント 最終コーナー

富士スピードウェイの最終コーナーはコースとの高低差がなく非常に撮影しにくい場所です。

若干高めの場所にカメラマンホールが見えるのでそこからコースを除きます。

果てしなく続くストレートが富士スピードウェイっぽいとも言えますが、そんな写真しか撮影できません。

スーパーGTならローリングスタートなのでスタート直前のバックショットを撮影して急げば13コーナーに間に合うかな?

それぐらい撮影機械のすくないコーナーですね。

F1の場合は観客席が設置されていたでしょうけど。

個人的にはこの最終コーナーに地下道があると13コーナーが移動しやすくなって嬉しいんだけどなあと思います。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット メインストレート・最終コーナー編

 

富士スピードウェイ撮影ポイント メインストレート

富士スピードウェイのメインストレートは1.4kmの長さ。

グランドスタンドでは席に着いた状態以外での撮影はできなくなってるので注意してくださいね。

以前はグランドスタンド1階の通路からも撮影できたんですが、通路で通行の邪魔になるということで壁ができましたw

ということで撮影場所は限られてきます。

時速200km以上で通過していくレーシングカーをファインダーに納めるのはなかなか難しいと思います。

しかもシャッタースピードが速いとつまらない写真になるので100分の1秒以下のシャッタースピードで撮影したいですね。

P13コーナーからストレートや車検場が見れるので意外な写真が撮影できたりするかもしれませんよ。

スーパーGTやWECの決勝日はファンシートなどがあって自由に出入りできないし2階席は有料席なんで以外に撮影箇所も限られます。

最近は表彰式を観る為ぐらいでしか撮影では使用しないかな。

2014年の台風直撃の富士スピードウェイのレースではグランドスタンド下にいるのがやっとでした。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 撮影スポット メインストレート・最終コーナー編

 

富士スピードウェイ撮影ポイント パドック

パドック内でも走行車両の撮影ができます。もちろんパドックパスが必須です。

スーパー耐久や、スーパーGTの公式テスト、TGRFやニスモフェスティバルでは無料でパドックに入れるので撮影チャンスがあります。

主に撮影できるのは車検場とピットロードの入り口の区間ですね。

金網越しの撮影になりますが撮影が可能な場所です。

ピットインしてくるレーシングカーって自分が思っている以上に速度が速くびっくりしますよ。

あとはピットビルの2階からの撮影でしょうか?

ピットインしてくる車両を真上から見ることができます。

詳細記事:富士スピードウェイ(FSW) 観戦・撮影スポット パドック編

 

富士スピードウェイ 撮影ポイントまとめ

実はここに記載していない撮影ポイントもあったりします。

ようは車両が撮影できればどこでも撮影ポイントなわけです。

私は同じコーナーで30分以上留まるっていうのが好きではないので1つのレースでいくつかのコーナーを周ります。

コカ・コーラコーナーでスタートを撮影したらヘアピン、300R、ダンロップ、プリウス、ヘアピンと移動します。

スーパーフォーミュラだと土曜と日曜で分けて回りますが。

ひたすら1か所で見続けるというのは楽しいのでしょうか?

ある程度慣れてきたら自由に撮影ポイントを移動していろんな写真を撮影してみましょう。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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