
富士スピードウェイ(FSW)でレース観戦をしてみたいけれど、「どこで観るのが一番迫力があるの?」「子供連れや初心者におすすめの場所は?」と迷っていませんか?
日本最長の約1.5kmのホームストレートから、激しいブレーキング勝負が繰り広げられるコーナーまで、富士スピードウェイは観戦する場所によって見どころも快適性も全く異なります。
この記事では、現地のリアルな観戦体験をもとに「富士スピードウェイの観戦スポットおすすめ人気ランキングTOP10」をはじめ、移動時間、トイレ・食事事情、子連れ観戦の注意点まで徹底解説します。
富士スピードウェイ 観戦スポットおすすめ人気ランキングTOP10
まずは、各観戦スポットのおすすめ度と見どころを一覧表でご紹介します。
| 順位 | 観戦スポット(コーナー名) | おすすめ度 | 観戦の見どころ・特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | メインストレート(グランドスタンド) | ★★★★★ | モニター・実況あり。レース展開が一番よく分かる。 |
| 2位 | TGRコーナー(第1コーナー) | ★★★★★ | 時速300km/h超からの超弩級ブレーキング勝負! |
| 3位 | ダンロップコーナー | ★★★★☆ | コース近くで爆音と大迫力!接近戦&抜きつ抜きつ。 |
| 4位 | ADVANコーナー(ヘアピン) | ★★★☆☆ | グランドスタンドから徒歩5分。アクセス良好でじっくり見られる。 |
| 5位 | コカ・コーラコーナー | ★★★☆☆ | 1コーナーのバトルがもつれ込む激戦区。正面から見える。 |
| 6位 | GR Supraコーナー | ★★★☆☆ | マシンとの距離が近く、テクニカルなライン取りが分かる。 |
| 7位 | トヨペット100R | ★★☆☆☆ | コースの近くでサウンド体感!爆音を楽しみたい人向け。 |
| 8位 | 第13コーナー | ★★☆☆☆ | テクニカルエリアの入口。マシンの姿勢変化が見もの。 |
| 9位 | パナソニックコーナー(最終コーナー) | ★★☆☆☆ | ストレートへの立ち上がり。脱出ラインの競い合い。 |
| 10位 | 300R | ★☆☆☆☆ | 超高速で目の前を流れていくスリル満点のスポット。 |
※迫力ある写真をカメラで撮影したい方は、別記事「富士スピードウェイの撮影スポット&撮影機材ガイド」も合わせてご覧ください。
富士スピードウェイのおすすめ観戦スポット詳細解説
1位:メインストレート(グランドスタンド)
【おすすめ度:★★★★★】レース展開の把握NO.1!ゆっくり観戦したい人向け

富士スピードウェイ観戦の拠点となるメインエリアです。大型モニターと場内実況があるため、目まぐるしく変わるレース展開や順位変動を最も正確に把握できます。
- 見どころ:スタート・ゴールシーン、ピット作業の攻防。
- 利便性:屋根付き席(2階など)があり雨天時も安心。売店やイベント広場も近く飲み物、食料、イベント、お土産と困ることがないくらい楽しめる。
- トイレ情報:綺麗なトイレがすぐ近くに揃っています。
- 注意点:近年は指定席エリアが増えているため、事前のチケット確認が必要です。
2位:TGRコーナー(第1コーナー)
【おすすめ度:★★★★☆】レース最大の勝負所!オーバーテイクならここ

最高速から一気に減速して飛び込んでいく富士最大のバトルスポット。スリップストリームから抜け出したマシン同士の熾烈なブレーキング勝負は一見の価値ありです。ブレーキング位置の関係上、金網越しでの観戦になります。スーパーGTなどの一部のレースではここも有料席ですね。
- 見どころ:レース直後の混線のバトル、オーバーテイクを大迫力の音量で楽しめる。
- 利便性:グランドスタンドから結構距離があり移動時間がかかる。そのため他のコーナーに移動して見ようとすると大変。
- トイレ情報:1コーナー観客席用にトイレがすぐ近くにあるので安心。
- 注意点:1コーナー席は有料になる場合も増えているため、事前のチケット確認が必要です。通常のブレーキングポイントは手前側になるた車を見るのに金網がかなり邪魔に思えるかも。
3位:ダンロップコーナー
【おすすめ度:★★★★☆】コース間近で爆音体感!トイレ・自販機もあり観戦に最適

グランドスタンドからは徒歩20分ほどと少し離れますが、コースのすぐ近くまで寄れるため、目の前をマシンが爆音を立てて駆け抜けていく大迫力を味わえます!
- 見どころ:低速シケインでの接触ギリギリの接近戦とバトル。
- おすすめポイント:ダンロップ飛び込みのブレーキング、立ち上がり、オーバーテイク。実際に目で見ることも音を楽しむこともできる。
- トイレ情報:周辺にトイレや自動販売機が完備されている。
- 注意点:撮影ポイントとしてもいいためカメラマンが多く混雑しやすい。
4位:ADVANコーナー(ヘアピン)
【おすすめ度:★★★☆☆】グランドスタンドから徒歩5分!アクセス抜群の低速コーナー

スタンド裏からパドックトンネルを抜けてすぐの場所にあり、徒歩約5分とアクセスが非常に良いエリアです。減速して旋回するため、マシンのカラーリングやドライバーの動きをじっくり観察できます。
- 見どころ:ヘアピンの飛び込みバトル。
- おすすめポイント:大きなすり鉢状のため場所とりもしやすい観戦スポット。100R立ち上がりから200Rへ抜けていく広い範囲が見えること、グランドスタンドから地下道抜けたところにあるのでアクセスも良い。
- トイレ情報:周辺にトイレや自動販売機が完備されている。
5位:コカ・コーラコーナー
【おすすめ度:★★★☆☆】正面から飛び込んでくる姿が見える激戦区(徒歩約20分)

1コーナーでのバトルがそのままもつれ込む中高速コーナー。正面からマシンが向かってくる姿を見られる数少ないスポットです。グランドスタンドからの移動は徒歩約20分ほどかかります。
- 見どころ:レース直後から混戦、サイドバイサイド、オーバーテイクを正面から見ることができる観戦エリア。
- おすすめポイント:車を正面から見たい、オーバーテイクを見たいそんな期待に応えてくれる。接触、コースアウトも比較的多い。レースによっては出店もあるため食事もできるかも。
- トイレ情報:周辺にトイレや自動販売機が完備されている。
- 注意点:撮影ポイントとしてもいいためレース序盤はとにかくカメラマンが多く混雑しやすい。
6位〜10位の観戦スポット
- 6位:GR Supraコーナー:コースとの距離が近く、テクニカルな動きを楽しめます。(大きなレースでは仮設トイレが設置されます。自販機なし)
- 7位:トヨペット100R:音を楽しみたい人におすすめ!100Rの旋回音とハイスピードサウンドをコース近くで体感できます。(トイレはないのでコカ・コーラかヘアピンに移動が必要。)
- 8位:第13コーナー:登り区間の減速ポイント。マシンのトラクションがかかる瞬間が見ものです。(トイレ、自販機あり)
- 9位:パナソニックコーナー(最終コーナー):ストレートに向けた立ち上がり勝負。(13コーナー側に戻って使用)
- 10位:300R:目の前を超高速で一瞬で通り過ぎるスリル満点のエキサイティングな観戦スポット。(トイレなし。ヘアピンかダンロップに移動が必要。)
場内移動のリアル:徒歩の移動時間とシャトルバスの活用法
富士スピードウェイは広大なため、徒歩での移動時間を頭に入れておくことが重要です。
コースの外側と内側をつなぐトンネルの位置
コースの内側は基本的には徒歩になります。駐車場のある外周からはトンネルで内側に入ることができるけどそれができるのは以下の5か所。
グランドスタンドから降りるトンネルは下りは結構急な階段。上りはエスカレーターになります。パドックエリアはグランドスタンドの地下トンネルから入ることができます。(パドックパスの確認があります。)

グランドスタンドからの徒歩移動時間の目安
コース内側での移動はすべて徒歩になります。シャトルバスで移動、トンネルを通ってというルートも可能ですがバスの待ち時間やバス停までの移動を考えると普通に歩いて移動したほうがいいと思います。
- ADVANコーナー(ヘアピン):徒歩 約5分
- ダンロップコーナー:徒歩 約20分
- コカ・コーラコーナー:徒歩 約20分
- 1コーナー:徒歩30分
場内シャトルバスの注意点


スーパーGTやスーパーフォーミュラ、WECなどのBIGレース時には場内シャトルバスが運行されますが、バスは基本的に外周道路のみの運行です。主に駐車場からの移動や、1コーナー・13コーナー方面へ向かう人が利用します。
上の写真の青線がバスのルート。黄色がバス停です。時計回りでの運行のみです。
(グランドスタンドから1コーナーに向かう場合はバスに注意。)
- レース中:バスはそれほど並ばずに乗れることが多いです。
- レース終了後:駐車場へ戻る観客が一斉に利用するため、非常に混雑して長蛇の列ができます。
【閲覧注意】夏場のお弁当問題&食事(グルメ)事情
長時間過ごすサーキットでの食事ですが、GWや8月のBIGレースなど高気温期は食べ物の傷み(食中毒)に厳重注意です!
実体験として、早朝に家から持参した手作りお弁当が、昼時には痛んで糸を引いてしまっていた…なんて失敗談もあります。暑い時期の手作り弁当の持参は避け、以下の方法で調達するのが安全です。
暑い時期は自販機の飲み物がかなりの確率で売り切れます。補充も頻繁にされますが近くの自動販売機は売り切れなんてこともあるので買えるうちに買っておきましょう。
1. サーキット飯を楽しむ(イベント広場)

グランドスタンド裏のイベント広場には、多数のフードトラック(キッチンカー)が出店します。定番の「富士宮焼きそば」をはじめ、ご当地B級グルメが楽しめます。
基本的にサーキットでのご飯となるとこれですね。
2. サーキット内レストラン
富士スピードウェイには常設レストラン「ORIZURU(オリヅル)」もありますが、BIGレース時はとにかく激混みします。そりゃあ冷房の効いた場所でご飯を食べることができるんだから混みやすいよね。
利用するなら11時前の早めか、大きく時間をずらすのが鉄則です。
営業時間:9:30~16:30
3. 駅前で事前に安く買い出す(事前調達ルート)
「現地の屋台混雑を避けたい」「節約したい」という方は、サーキット到着前の駅周辺で仕込んでおくのが最も賢い方法です。
- 御殿場駅周辺:バス乗り換え拠点。駅周辺のコンビニ・スーパーで仕込みが可能。
- 新松田駅・開成駅周辺(小田急ルート):直行バス等の乗り換え駅。駅前のコンビニでパンやおにぎりを買っていくと安く済みます。
ベビーカー利用・子連れ観戦の落とし穴と注意点
赤ちゃんや小さなお子様連れで観戦する場合、一般的なバリアフリー情報だけを鵜呑みにすると現地で大変な思いをします。
「基本ベビーカーは使わない」が正解!
- メインスタンドは階段移動が基本:エレベーターは基本的に設置されておらず、スタンド内へのベビーカー持ち込みはできません。グランドスタンド裏に複数ある「ベビーカー置き場」に預ける形になります。
- パドックトンネルの下りは急階段:コース内側(ダンロップやADVAN等)へ向かうパドックトンネルの下りは急な階段になっています(上りはエスカレーターあり)。
- コースサイド観戦が制限される:ベビーカーを押してコース周りの観戦エリアへ行くのは坂道や階段、未舗装路が多く非常に大変です。観戦エリアが大幅に限定されてしまいます。
結論:サーキット場内を移動して観戦するなら、ベビーカーではなく「抱っこ紐」の持参が絶対におすすめです!
もしくは子供が自分で歩けるようになったらですね。お父さんが背負って移動する大変な未来が見えますよ。
授乳室・救護室の情報
- 授乳室・子連れ拠点:グランドスタンド中央付近(表彰台近く)周辺に授乳室や綺麗なおむつ替えスペースが集まっています。指定席やボックス席などを確保しておくと子連れでも安心して過ごせます。
- 救護室:グランドスタンド裏やメディカルセンター付近に救護室があります。夏場の熱中症などで体調が悪くなった場合は無理せず警備員やスタッフに声をかけましょう。
まとめ:目的別のおすすめ観戦スタイルの選び方
- レース展開を把握して快適に観たい:👉 グランドスタンド(1位)
- 迫力あるバトルやオーバーテイクが観たい:👉 TGRコーナー(2位)
- コースの近くで爆音とスピード感を味わいたい:👉 ダンロップコーナー(3位) または 100R(7位)
- 子連れ・ファミリー観戦:👉 ベビーカーは預けて抱っこ紐で移動。グランドスタンド中央付近を拠点にするのが安心!
予選は徒歩で各コーナーの音や迫力を楽しむために周回し、決勝レースはグランドスタンドでじっくり展開を追う、という楽しみ方もおすすめです。ぜひ自分に合った観戦スポットを見つけてみてください!




