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未然のトラブルを防ぐために!中古車購入の3つの注意点

走行距離が0キロの新車とは違って、それなりに走ってきた中古車は、車両によって状態がさまざまです。そのため、購入する場合の選択が難しくなるのですが、3つの注意点をきちんと確認すれば、後悔しない中古車選びができます。もちろん、店員の手助けも必要となるので、信頼できるお店を見つけることから始めましょう。

中古車購入の注意点1.前オーナーの使用具合

中古車を購入する場合は、

『自動車はオーナーの取り扱い方で傷み具合が決まってくる』

と知っておきましょう。

たとえば、自動車をまったく新しい状態で購入すると、3年経過したら車検を受ける必要があるため(それ以降は2年)、その前に手放してしまう方もいます。

そのため、中古車市場には、3年落ちの比較的新しい車両もたくさん販売されているでしょう。

第1回目の車検も終わっていないような自動車は、見た目が綺麗なため、問題があるとは考えずに無条件で購入を検討するケースもあります。

 

しかし、前オーナーが3年で取り替えることを前提にして、ろくな整備もせずに運転を続けていた可能性もあるはずです。

その結果、ファンベルトやオイルなどが劣化したことにより、自動車内部のパーツに負担がかかって、交換が必要な一歩手前という状況もあるでしょう。

前オーナーがどのようにして自動車を取り扱っていたのかは、プロが見れば一目瞭然なため、きちんと確認することが大切です。

なお、前オーナーがきちんと整備をしていて、大切に運転していたような自動車なら、10年落ちでもまともに走るケースは多々あります。

10年落ちならば、価格がかなり下がっていますので、程度のよい自動車を安く購入したい方にはおすすめです。

どのような中古車を買うとしても、前オーナーの取り扱い方は知っておくべきなので、きちんと把握した上で購入を決断しましょう。

 

中古車購入の注意点2.修復履歴や事故車かどうか

値段だけで中古車の購入を考えた場合は、事故車を選ぼうとするかもしれません。

たしかに、事故車はそうではない自動車と比べて、ぐっと値段が下がるため、あこがれの車種も安価で手に入れられます。

しかし、事故車というものは、バンパーをぶつけたりボディが凹んだりなどの簡単な修理ではなく、それなりに大きな修理が施されたものだということを知っておきましょう。

そのため、事故車の場合はブレーキのききが悪くなっていたり、まっすぐ走らなくなったりしている状況もあります。

そのような車両では、購入後に新たに整備が必要となるケースがあるため、考えているよりもずっと費用がかさんでしまうでしょう。

幸い、事故車であることは書類に記載されているので、避けるのはとても簡単です。

 

また、事故車と同じくらい警戒すべきなのが、冠水車というものです。

こちらは、水没してしまった自動車のことで、すべてのパーツが水に一度沈んだと考えてよいでしょう。

走行できるのなら問題ないと感じるかもしれませんが、水に沈んだ影響で各パーツの寿命が縮んでいるリスクを考えなければいけません。

これから、どこかしらが故障するリスクが高いので、購入するメリットは限りなく低いといえるでしょう。

ただ、冠水車は修復履歴に載っていないため、車内のシミや濡れた雑巾のようなニオイなど異変を感じたのなら店員に確認することが重要です。

きちんとした信頼できるお店ならば、事実を教えてくれるため、安心して中古車を購入できます。

なお、事故車とはまったく関係ありませんが、タバコが苦手なら、そのニオイもついでにチェックしておいたほうがよいでしょう

タバコのニオイは考えているよりもずっとしつこいため、購入してから消そうとすると、それなりの費用が発生してしまうからです。

 

中古車購入の注意点3.走行距離をチェック

『走行距離は10万キロくらいまで』というのが、中古車を購入するときの注意点だといわれています。

ただし、整備がきちんとされた車両ならば、製造年が古くて走行距離が15万キロでもまだまだ現役で走るケースもたくさんあるでしょう。

ただし、古い車種ならば、今後の整備を考えてパーツの替えがあるか確認をしなければ、直せない可能性もあるので注意が必要です。

ただし、製造年が最近の自動車なのに、15万キロも走っているのは酷使されてきた証拠なので、新しめならば3~6万キロの間で購入することをおすすめします。

そして、製造年がそこそこ古めの中古車を選択するのなら、8~12万キロのものを選べばリーズナブルに購入できるでしょう。

 

中古車は整備状況をよく確認する必要がある!

製造年と走行距離に加えて、前オーナーの取り扱い方をしっかりと把握すれば、程度のよい中古車の購入が可能です。

お店は商品として店頭に並べる前に、整備状況を確認しているため、気になる中古車があるのなら話を聞くことから始めましょう。

なお、事故車は絶対に敬遠すべきものと考える必要はありません。

軽度の事故でも修復履歴があることで値段がそれなりに下がっているため、走行に問題がなければ安価で購入できるメリットがあります。

中古車を購入するときには、自身が納得できることが大事なので、情報を集めて後悔しない選択をしましょう。

 

 

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