富士スピードウェイ(FSW)の撮影スポットの一つダンロップコーナー。
このコーナーでは、カメラを持った人たちがこぞって集まってきています。
でも、このコーナーは撮影ポイントを変えることでいろいろな角度で写真撮影が可能なのです。
いつも同じじゃもったいない!!
この記事では富士スピードウェイ(FSW)の撮影スポットの一つダンロップコーナーを紹介します。
ダンロップコーナーの内側って普通に観戦しているより写真を撮ろうとする人が多いのではないでしょうか?
一方でダンロップコーナーの外側は、車で直接入れるエリアのため、そのままキャンプ状態の車がたくさん駐車しています。
ダンロップ飛び込みのブレーキングは1コーナーのストレートエンドの次に速度が出ている状態から一気に減速します。
そのため、カーボンブレーキは真っ赤になります。
でもそんなシーンは写真に撮れるのか?
ダンロップコーナーは観戦にも撮影にも向いている富士スピードウェイのベストポイントの1つ。
ぜひ、いい場所で観戦、撮影できるようにしましょう。
今回は、コーナー内側はカメラマンに、コーナー外側は車中泊する人たちに人気のダンロップコーナーの紹介です。
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目次
ダンロップコーナーへグランドスタンドからの移動方法
ダンロップコーナーは内側と外側でスタンドからの移動方法はことなるのでそれぞれ紹介します。
ダンロップコーナー内側
所要移動時間:25分
富士スピードウェイのプリウスコーナーへの移動は、グランドスタンド裏から歩行者用地下通路を抜けてアドバンコーナーへ。
右に曲がり最終コーナーに向かって歩きます。
プリウスコーナーが見えてきますが、道沿いにそのまま南下。
ほどなく見えてくるのがダンロップコーナー
グランドスタンドから徒歩で移動するには、かなり遠いコーナーに1つになります。
ダンロップコーナー内側には駐車場がありますが、SuperGTやSuperFormulaなどの国内レースの場合は関連トラックの駐車場になり一般車両は入れません。
世界耐久選手権の場合も使用することはできません。
ダンロップコーナー外側
所要移動時間:5分(バス停から)
シャトルバスで13コーナー付近の停留所で下車し、坂を下って行けばダンロップコーナー外側に到着です。
シャトルバスの停留所の中では、かなり後半になる停留所ですので、ほぼコースを一周するので移動時間は多めです
コース内側から歩いてダンロップコーナーに歩いていくには13コーナー内側の下にあるトンネルをくぐって南下します。
ダンロップコーナー観戦ポイント
ダンロップコーナーといえば、300Rからのブレーキングでのオーバーテイク。
特にSuperGTの300クラスと500クラスの場合やWECでは、クラス違いの車の追い抜きポイントになるので頻繁に接触ギリギリのシーンを見れます。
比較的接触の多いコーナーと言えますね。
意外と立ち上がりでスピンする車もいたりします。
そんな車同士が入り乱れて走り抜けるシーンが多々見られます。
フルブレーキング後は、13コーナーに向けて坂をかけ登りながら加速していきます。
車の挙動と減速、加速といったシーンを存分に観ることができるコーナーなのでお勧めです。
ダンロップコーナー外側は、駐車場になっているので車の持ち主ではない人間が場所を確保して観戦するには向きません。
移動にかかる時間のわりに観戦ポイントとしてはちょっと無理がありますね。
コーナー外側にはトイレも近くにないので要注意です。
ダンロップコーナー撮影ポイント
ダンロップコーナーの撮影スポットとして5か所を紹介。
観戦ポイントとしては比較的多いのですが、撮影スポットとなると金網を避けにくい場所だったりします。
ダンロップコーナー外側からの撮影ポイントは2か所を紹介します。
でも、あまりいい写真は撮れないので長居してもしょうがないかなぁという感じです。
コーナー外側でこんな写真が撮れるっていうのなら教えてほしいです(^^♪
また、ダンロップ飛び込みのブレーキングは看板などが設置されており良く見えません。
直接であれば金網越しにカーボンブレーキが赤くなっているのを見れますが写真に写すには・・・
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通路上最上段からの撮影
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ダンロップを立ちがり加速していく車を後ろから
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ダンロップの切り替えしを正面から
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ダンロップコーナー飛び込みを正面から
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ダンロップ立ち上がりを正面から
※各撮影ポイントから撮影しても金網が写る場合もあります。下記の写真はトリミングしているものもあります。
通路上最上段からの撮影
焦点距離:200mm以上
一番オーソドックな撮影場所と思う場所がここ。
ダンロップコーナー飛び込み、切り返し、縁石を踏みながら加速していくマシンを観ることができます。
ただ、金網が車にかかる場所が多く、広範囲で金網を避けることができる場所は通路上でも限られています。
さらに、ダンロップコーナー通過中、切り返し、坂道駆け上がりの3パターンの撮影が可能。
ダンロップからの切り替えしは200mm程度から撮影が可能です。
脚立で目線をあげて金網を避けている人も多々いますね
ダンロップ飛び込みは横からになってしまうのでアングルとしてはイマイチかもしれません
ダンロップから切り返し中のマシンをうまく流し撮りしたり、ドライバーを高速シャッターでアップにしてみたり。
13コーナーに向かって坂道を駆け上がっていくマシンは流し撮り、13コーナーに消えて行くまで追うことができます。
ダンロップを立ちがり加速していく車を後ろから
焦点距離:200mm以上
坂道を駆け上がるところを後ろから撮影します。
富士山をいれながらマシンを撮影することもできます。
しかしここでチャレンジしてほしいのはやっぱり縁石を踏みながら加速していくマシン。
撮影ポイントから車は縁石を超えるまでは縦方向に移動し、13コーナーへは横移動します
この動きに追従することでカッコいい写真が撮れます。
私も数十枚撮って納得いくのは数枚。
でも、やっぱり納得のいく写真がないと不完全燃焼になりますからね。
ぜひ挑戦してみましょう!!
ダンロップの切り替えしを正面から
焦点距離:750mm以上
カメラマンホールからの撮影です。
ダンロップコーナーはカメラマンホールが比較的たくさんあります。
その中でも一か所穴がタテに広げられた箇所があります。
そこから狙うとううまく撮れます。
他の穴はタイヤバリアが写り込んだり、枠が狭く感じることになると思います。
ここでは車が自分の角度でバッチリ決まるように高速シャッターで撮影するのみです。
ドライバーのヘルメットやフロントノーズがキレイに写ると見栄えがいいように思います。
ダンロップコーナー飛び込みを正面から
焦点距離:750mm以上
テレビ中継ではおなじみの300Rからダンロップコーナー飛び込みを正面から観られます。
ここはもう、試しに観に来てみましたっていうくらいの場所です。
750mmで撮影しても遠く、車一台だとなかなか絵になりません。
さらにここに来るまでの時間を考えると時間がもったいないと感じます。
ダンロップ立ち上がりを正面から
焦点距離:750mm以上
ダンロップ立ち上がりを正面から撮ることも可能です。
金網が結構気になる場所なのでうまく写り込まないポイントから撮影したい所です。
天気がいいと金網が消えないので、撮影するなら曇りの日に。
流し撮りしたいところですが、金網の柱が結構気になることになるので、あまり深追いはせず高速シャッターで雰囲気よく撮って終了かな?という感じです。
まとめ
ダンロップコーナーの紹介いかがでしたでしょうか?
ダンロップコーナーの内側はコースとの距離も近く人気の観戦、撮影スポットです。
SuperGTの決勝日は、撮影できる場所を探すのに苦労するくらいです。
でも300mmの望遠レンズがあれば車も比較的正面から撮れて流し撮りもできる。
夕陽が来ればいい写真も撮れそうです。
グランドスタンドから徒歩で移動するにはちょっと遠いかもしれませんがぜひ訪れてみてくださいw
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