FIA世界耐久選手権2015の第6戦に組まれているWEC 富士6時間耐久レース。
F1と同じ世界選手権の1つで1レースが6時間にも及び耐久レース。
そんなFIA世界耐久選手権WEC2015の第6戦を富士スピードウェイに観戦しに行ったときの観戦記です。
富士スピードウェイで予選や決勝をどうやって過ごしているのかそんな疑似体験してもらえればと思います。
WEC 6HOURS OF FUJI
日本でFIA世界耐久選手権は富士だけで行われてます。
そんなWEC 富士ですが私は2012年の初回から毎年観戦に行ってます。
私も日本人ですから当然TOYOTAを応援してます(^^♪
そして2015年10月、今年もついにやってきました世界耐久選手権 WEC 富士。
しかし2015年はもう、これでもかというくらいTOYOTAが劣勢、悪く言えば遅くて勝負にならないまま日本へ。
WEC富士では2012年優勝、2013年は大雨で打ち切り終了、2014年はワンツーと3年連続でトヨタが優勝。
でも2015年は無理だろうなあという気持ちで観戦に行きました。
そんなWEC富士の2日間の観戦レポートをしてみたいと思います。
ちなみに10月9日の金曜日はフリー走行で1.5時間のフリー走行が2回あります。
でも会社員は仕事あるから普通は平日だから行けないんですよねぇ。
宿泊代もかかりますしね。
というわけで予選日決勝日のレポートになります。
最後に小田急バスが246の渋滞を避けて新松田駅まで行った場合の脇道をお知らせします
富士スピードウェイの観戦場所・観覧場所についてまとめた記事はこちら
目次
WEC(世界耐久選手権)富士 観戦記 予選日
WEC 富士 土曜の予選日です。
自宅からは最寄り駅始発で4:30の電車で出発です。
私は車ではなく、公共機関でサーキットに行きます。
たくさん移動するので車で往復するのは大変なんですよね~
仕事じゃ起きれない時間でもレースの日は起きちゃいますw。
そして新松田駅からバスにのり合計3.5時間かけて富士スピードウェイへ。
朝の道路渋滞ですが基本的にはほぼないですね。サーキットまではスムーズに行けると思います。(7時台)
関連記事:富士スピードウェイへの行き方
サーキット午前中とピットウォーク
この世界耐久選手権予選日のスケジュールは
- 世界耐久選手権 フリー走行&予選
- GTアジア 決勝
- Audi R8 LMS Cup 決勝
サーキットに到着すると
9時過ぎからWECのフリー走行が始まります。
時間は1時間。世界耐久選手権のスケジュールはF-1とほぼ同じなんですよね。
だから土曜は1時間のフリー走行。
最初はダンロップコーナーで撮影するために大移動
ダンロップコーナーでは正面からの車を一通り撮影するような感じですね~
土曜日はのんびりと撮影です。
だって決勝が6時間もあるのでここで頑張っても同じよう写真になっちゃいますからね~
この日の富士山はこんな感じ。
薄曇りって感じですね。
WEC富士で2日間快晴だった年って今のところ無いんですよねぇ。
フリー走行後はAudi R8 LMS Cup ですが、あまり興味がないので少しだけ撮影したらグラスタ裏に戻りました。
グランドスタンド裏はイベント広場になっているので各メーカーがブースを出しています。
旧車の展示やステージイベントなんかをやってます。
このあとはピットウォークに参加するので11時過ぎですが早めにお昼ご飯に。
いつもの
富士の宮やきそば大盛
を購入してお昼ご飯。
あれっ、いままで焼きそばの写真を撮ったことがないってことに気付くw
食事が済んだあと、ピットウォークの券を購入してピットウォークの待機列に向かいます。
いやあ、相変わらず混んでますね。
ピットウォークの列に並ぶなら基本1時間前ですね。
ちなみに
世界耐久選手権には基本的にレースクイーンはいません。
F-1もレースクイーンっていませんよね。
ピットウォークで出来ることは各ドライバーのサイン会の参加と整備中の車の撮影。
全チームのドライバーがサイン会を行うことになってるので人気チームは大行列。
各チームピット前にテーブルを置いてサイン会を開きます。
有名なチームからそうでないチームまでみなさんが来るのを待ってます。
基本的にドライバーズカードを配布しているのでそれにサインをもらう感じ。
サインしてもらいたいものがあれば準備しておきましょう。
SuperGTのように受付終了って言ってくれないので時間切れでサインもらえないなんてことも。
一番人気はやっぱりトヨタ。
次はアウディ、ポルシェといった感じでしょうか?
2015年は日本人ドライバーが少なかったので特にトヨタに集中しましたね。
ピットウォーク列は、パドックパスを持っている人が優先して前に並べるので
トヨタでサインもらいたいならパドックパスが必須ですね。
目的のチームが少ないとはっきり言って50分のピットウォークを持て余しますw
世界耐久選手権予選
世界耐久選手権の予選はGT-Eによる20分の予選とLMPクラス20分の予選
意外に短いんですよね予選時間。
ですので移動しながら見る時間もないのでグランドスタンドの大型ビジョンで予選を見ます。
予選は順位がめぐるましく変動するので状況が把握できる場所でのんびり観るのがおすすめですよ~
結局、予想通りのトヨタはLMP1-Hクラス最下位の5位、6位、こりゃ明日も厳しそうですねぇ。
予選後はアジアン ル・マンの決勝があります。
2時間レースですがリザルトまでは興味持てないので車を撮りのためだけにコースに向かいました。
アジアン ル・マンはGT3マシン、LMP-3マシンなどが走行します。
BMW Z4が好きなのでZ4を撮影して満足できたので終了。
予選後のお楽しみ
宿泊地に向かう前には、トークショーなどを見て行きます。
予選終了後にもいくつかトークショーやアーティスによるライブが行われるので興味がある人はスケジュールをチェックしておきましょう。
↑はアウディトークショーのトレルイエ選手とデュバル選手。
WEC(世界耐久選手権)富士 観戦記 宿泊地の話
2015年は御殿場近くにホテルを取れなかったの沼津のホテルへ。
御殿場駅周辺のホテルは半年前から探していてもなかなか取れないんですよね。
2014年はラッキーなことに空いていて取れましたが2015年は無理でした。
主に関係者が一年前から抑えることが多くなかなか空きがありません。
SuperGTやSuperFormulaよりは空きの確立は高そうですけどね。
車であれば駅から多少離れれば空いているホテルがありますが、それでも予約は3か月くらい前にはしないとなくなりそうです。
というわけで16時過ぎにサーキットから撤退です。
なお、富士スピードウェイは土曜日の夜はサーキット内宿泊可能なのでテントを持って来れば泊まれます。
車中泊ももちろんOK
でも10月中頃のレース。御殿場の夜は結構冷えます。
星空はキレイらしいですよ~
バスで17時くらいに御殿場駅に到着後、電車を待ちます。
御殿場線って1時間に1,2本しかないので最悪30分待ちますw
沼津までは同じく30分ほど。
沼津駅周辺にはビジネスホテルが多く安いところも多いですね。
いつも使っているホテルに宿泊です。
一泊4000円の格安ホテルw
駅周辺で弁当を買ったり、駅周辺で食事をしてホテルへ~。
WEC(世界耐久選手権)富士 観戦記 決勝日
やってきました決勝日
朝6時に起きると天気が悪いw
確かに雨って予報があったけど見事なくらいに的中ですね。。。。
7時にホテルを出て御殿場駅からバスでサーキットへ。
レースの開始は遅めなので朝は比較的ゆっくりできます。
サーキットへ続く道路もそれほど混んでいませんね。
朝はサーキットへ向かう人が分散するのでそれほど混まないんですかねぇ。
サーキットに到着するとAKBチーム8が元気に歌を歌ってました。
可愛いし、踊りも一生懸命ですし、歌も十分。
歌が下手なアイドルもいますからねぇ。これぐらいなら十分うまいです。
恋する充電プリウスって感じで歌ってました~
若いっていいですねw
人が多くて近づけませんけど。
決勝日はサポートレースは特に見ないので適当に過ごします
歌のあとは小林可夢偉のトークショー
すでに白旗状態ですが雨ってことで可能性はあるかも~とのこと。
ま、本人はレース出ていないんですけどねw
司会の今井優杏(いまい ゆうき)さん相変わらず笑顔がキュートですねぇ
30代も半ばすぎなのにとっても好感がもてますね~
世界耐久選手権WEC富士6時間レース決勝
まもなく決勝
でも、雨は降ったり止んだり、不安定な状況が続きますね。
さすがに2012年のような大雨ではないのでレースはできそう。
グリッドに車が並び、グリッドウォークが始まったら今日も11時前に食事済ませちゃいます。
11時から決勝のスタートですからね。
食事を済ませたらスタートを観戦、撮影するためにコカ・コーラコーナーへ移動。
すでに同じことを考える人は結構いますが、SuperGTほどではないですね~。
雨は相変わらず、降ったり止んだり。
レースはどうなるかな?という感じです。
結局セーフティーカー先導によりレースがスタートです。
30分ほどして雨も弱まり、リスタート。
ポルシェがポールポジションから逃げるなかリスタートで順位をあげたトヨタがポルシェと激しく順位を争います。
水煙をあげながらコカ・コーラコーナーを抜けて行く車を撮影していきます。
コカ・コーラコーナー正面から観ると路面にライトが反射してとてもきれいなんですよ。
雨が降らないと撮れませんし、カメラを濡らさないよう撮るので大変ですけどね。
雨はこの後も降ったり止んだりを繰り返しますが雨は少なくなる方向へ。
レースが落ち着いてきたところで、コーナーを移動開始~、
アドバンコーナーを撮影しながら、そのまま300R。
ダンロップコーナーで少し撮影して地下道を通って13コーナーへ
この時点ですでに3時間半経過w
序盤の争いに見とれていたので思った以上いコカ・コーラコーナーにいたみたい。
後から調べると2時間以上いた模様w
SuperFormulaならレース終わってるじゃんw
もうこの時点でポルシェのペースが圧倒的で勝負あったなという感じ
13コーナーからプリウスコーナーに移動したころには大分暗くなってきました。
ライトの明るさがまぶしいです
世界耐久選手権車のLEDライトは夜間走行もするために非常に強いんですよね。
真正面から見るとホントまぶしい。
レース時間も残り30分。
グランドスタンドに戻ります。
ところで、これ、ポルシェのサインボード。
電光掲示板な上に人が見せる形式ではなく全自動になってます。
車が近づくとにゅきーっとコースに顔を出すというw
レースは終始ポルシェ17号車が強く圧勝でしたね。
トヨタは5,6位のままチェッカーです。
また来年がんばりましょう~。
富士スピードウェイからの246号の裏道、脇道情報
さあ、ここから自宅まで帰るわけですが。
レース直後って混むんですよね。
まず一般車はサーキットを出るのに渋滞します。
最近はバスが優先して通れるルートが用意されたりしているのでバスがサーキットを出る渋滞に巻き込まれることは減りました。
でも246号が渋滞することには変わりありません。
そんな場合、バスは裏道、脇道をガンガン使って新松田駅に向かっていきます。
それでもWECのレース後の渋滞はSuperGTに比べたらはるかに短いのは確か。
観客者数発表では、ゴールデンウィークのSuperGTよりは少ないのでその分ですかね。
決勝日の人出は3万人くらい。
混んでいなければ45分くらいの距離ですが、おそくても約1時間半という程度でバスは新松田駅まで行きますね。
小田急バスの脇道走行ルート:
世界耐久選手権観戦記まとめ
2015年は日産がルマンに参戦するも、その1レースで撤退。
当然富士にも来ないということで残念な年になりました。
トヨタも2014年にチャンピオンになったものの2015年はペースが遅くとても優勝を狙うことができませんでした。
2016年は是非ともトヨタに活躍してもらいたいですね。
圧勝である必要はないですがせめて優勝争いができることを見せて欲しい。
優勝争いしてくれないと見てる方もテンションがりませんw
2016年も楽しむぞー
富士スピードウェイの観戦場所・観覧場所についてまとめた記事はこちら