
自動ブレーキの必要性がますます叫ばれている今日この頃。
2017年に独立行政法人自動車事故対策機構が公開した自動車アセスメント評価結果を特典の高い順番に並べてみました。
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の評価方法も合わせて見ていきます。
2017年の自動ブレーキ比較結果には軽自動車も登場。
参考記事:F1速報やオートスポーツなどの車雑誌を無料で読む方法
自動車アセスメント評価総合結果

独立行政法人自動車事故対策機構が行った自動車アセスメント評価結果。
2016年の結果は下記のようになっていました。
1位 マツダ アクセラ(70.5/71.0)
2位 スバル フォレスター(69.5/71.0)
3位 スバル インプレッサ(68.9/71.0)
4位 スバル レヴォーグ(68.5/71.0)
5位 スバル レガシィ(68.0/71.0)
6位 トヨタ プリウス(68.1/71.0)
7位 レクサスRX(68.0/71.0)
8位 レクサスGS(67.9/71.0)
9位 スズキ イグニス(66.3/71.0)
10位 トヨタ クラウン(67.3/71.0)
11位 ホンダ フリード(58.4/71.0)
ここに2017年の独立行政法人自動車事故対策機構の評価を追加していきます。
改めて性能の評価方法について確認しておきましょう。
独立行政法人自動車事故対策機構では下記の4分野で評価。
「対車両向けの被害軽減ブレーキ」 32点満点
「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」 25点満点
「はみ出し警報」 8点満点
「後方視界情報」 6点満点
合計71点満点
12点を超えるとASV+、6点超であれば最高ランクASV++となります。
2016年はアイサイトが安全装置としては有名になっていたのですが、実際に1位の性能を示したのがマツダアクセラ。
このアクセラの出した点数は70.5点。
2017年はこの点数を超える車は出てくるのか?
わたしは運転が上手いとはいえず、安全装置は付いていた方が絶対安全と思ってるくらいですからね。
とっても気になるのです。
2017.01.10
スズキ ハスラー Xターボ
「対車両向けの被害軽減ブレーキ」 32.0/32.0
「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」 20.8/25.0
「はみ出し警報」 8.0/8.0
「後方視界情報」 6.0/6.0
合計66.8/71.0
2017.02.28
スズキ スイフト HYBRID RS
「対車両向けの被害軽減ブレーキ」 32.0/32.0
「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」 17.2/25.0
「はみ出し警報」 8.0/8.0
「後方視界情報」 6.0/6.0
合計63.2/71.0
2017.03.09
スズキ ワゴンR HYBRID FX
「対車両向けの被害軽減ブレーキ」 32.0/32.0
「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」 12.9/25.0
「はみ出し警報」 0.0/8.0
「後方視界情報」 6.0/6.0
合計50.9/71.0
2017.03.14
ダイハツ タントカスタム RS"トップエディションSAⅢ"
「対車両向けの被害軽減ブレーキ」 30.7/32.0
「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」 11.5/25.0
「はみ出し警報」 8.0/8.0
「後方視界情報」 6.0/6.0
合計56.2/71.0
2017.03.30
日産 リーフ
「対車両向けの被害軽減ブレーキ」 31.6/32.0
「歩行者向けの被害軽減ブレーキ」 22.0/25.0
「はみ出し警報」 8.0/8.0
「後方視界情報」 6.0/6.0
合計67.6/71.0
2017年度自動車アセスメント評価総合結果
ということで2017年度自動車アセスメントの評価総合結果です。
2016年の結果に追加していく形でトップ10を紹介していきますね~
1位 マツダ アクセラ(70.5/71.0)
2位 スバル フォレスター(69.5/71.0)
3位 スバル インプレッサ(68.9/71.0)
4位 スバル レヴォーグ(68.5/71.0)
5位 スバル レガシィ(68.0/71.0)
6位 トヨタ プリウス(68.1/71.0)
7位 レクサスRX(68.0/71.0)
8位 レクサスGS(67.9/71.0)
9位 日産 リーフ(67.6/71.0)
10位 スズキ ハスラー Xターボ(66.8/71.0)
※赤文字は2017年試験車種
ちなみに現在の試験方法では「はみ出し警報」ははみ出しであって一部に車種についているはみ出さないようにハンドルを戻してしまう場合は評価されていないようです。
日産などの一部車種にはついていますよね。
そのため評価方法は今後変わってくるかもしれませんね。
自動ブレーキの性能比較 対 歩行者の場合
ほとんどの車は歩行者向けの被害軽減ブレーキの性能次第で得点差が決まってくることが解ります。
ではその被害軽減ブレーキの性能に特化して見て見ましょう。
2017年試験車種の結果一覧
スズキ ハスラー Xターボ 20.8/25.0
スズキ スイフト HYBRID RS 17.2/25.0
スズキ ワゴンR HYBRID FX 12.9/25.0
ダイハツ タントカスタム RS 11.5/25.0
歩行者にぶつかる直前に停車できるのかという試験になります。
独立行政法人自動車事故対策機構の結果表示を見ると
「歩行者ターゲットとの衝突映像はインパクトが強いので掲載しておりません。」
なんて書いてあって対歩行者ブレーキってどうなんだろうって思ってしまいます。
実際に公開されている動画は見事に停車する動画です。
50kmから歩行者にぶつからずに止まる動画はなかなかのものです。
自動ブレーキの性能比較 対 歩行者の試験自体は10km~50kmの間で5km刻みで停車できるか試験してます。
チャンスは3回で、停車時の歩行者との距離など他の条件がついての点数になってるようです。
屋外で試験してるので太陽の影響で誤差でるんじゃないのという気がしないでもありません。
また、あくまで明るい場所での試験であることというのも重要。
夜間や霧など条件をあげればキリがないわけですから、試験結果は参考する程度であるべきです。
100%事故を防げるものではないんですからね。
また、公開している動画は停車できた時のスピードの最大速度。
公開されている対歩行者の自動ブレーキが30kmなら35kmでは停車できなかったことを意味するようです。
例えば
ダイハツ タントカスタム RSの公開動画では
「遮蔽物無し 35km」動画だけ公開されています。
遮蔽ありでは止まれなかったということ、遮蔽物無しで40kmは止まれないっていうことになります。
インプレッサのブレーキとタントのブレーキ性能を比較するには価格差がありすぎます。
でも性能試験ってそういうものですよね。
例としてプリウス60kmからの停止動画です。
やっぱり性能が高い車はその分お値段も、自動ブレーキのオプションも高いわけですから。
性能十分なブレーキ性能を備えているってことになります。
独立行政法人自動車事故対策機構にはたくさんの動画があるので気になる方は確認を。
対歩行者ブレーキ性能で遮蔽物ありで45kmでも停車してしまう自動ブレーキの性能は見事なものですね。
現状の自動ブレーキの対歩行者性能では2016年末以降の試験結果と合わせてのトップ5はこちらです。
1位 マツダ アクセラ (24.5/25.0)
2位 スバル フォレスター(23.5/25.0)
3位 スバル インプレッサ(22.9/25.0)
4位 スバル レヴォーグ(22.5/25.0)
5位 トヨタ プリウス(22.1/25.0)
この中にあなたが欲しいと思っている車種が入っているとうれしいですね。
もしトップ5に入ればその後マイナーチェンジしても後継車種が発売されて、NASVAで試験されていなくても安心できそうです。
ちなみに私の好きな車種はまだ試験されていないんですよ。
今後販売される車種すべてで共通の試験方法で性能が評価して公開されるとありがたいんですけど~。
現在、自動ブレーキ義務化の動きもあります。
自動ブレーキがついても性能が十分でなければ意味がないのでちゃんと性能評価方法を共通化してほしいですね。
2020年に向けての基準制定なので今後も気にしていこうと思います。
参考記事:自動ブレーキ義務化!搭載率アップで急加速事故はなくせるのか?
一応「試験結果、衝突安全性能評価(2016.3)詳細版及びパンフレット」は以下のURLでダウンロード可能です。
http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/car_download.html
自動ブレーキ2017のまとめ
この記事に書かれていることは独立行政法人自動車事故対策機構の評価結果を勝手に点数順に並べているだけです。
詳細に関しては独立行政法人自動車事故対策機構のホームページで確認してもらえればと思います。
独立行政法人自動車事故対策機構ではブレーキ性能以外にチャイルドシートなどの試験も行っています。
カタログ値だけではわからない実際のブレーキ性能動画。
独立行政法人自動車事故対策機構のホームページで確認してみてくださいね。