富士スピードウェイ(FSW)で開催されるスーパーGT、スーパーフォーミュラ(SF)、WEC、スーパー耐久。大迫力のモータースポーツ現地観戦の興奮は最高潮になりますよね。
しかし、楽しい時間の後に必ず待ち受けているのが、「決勝終了後の凄まじいバス大行列」という冷酷な現実です。
正直に言います。富士スピードウェイのバス移動を甘く見ると、バス停前で長時間立ち尽くす地獄を味わうことになります。特に8月の夏開催では、対策を怠れば冗談抜きで熱中症で搬送される一歩手前まで追い詰められます。
「御殿場駅と新松田駅、どっちのバスを狙えばいい?」
「場内シャトルバスの罠を回避する方法は?」
「カメラマンや自由席勢が、大行列を100%回避して東京方面へスマートに帰る鉄則とは?」
本記事では、10年以上のカメラマン歴を持ち、現地の混雑を身をもって知る筆者が、富士スピードウェイの基本アクセスから、大行列と熱中症を完全に避けて東京方面へ帰るための「生存戦略(サバイバル術)」を参加経験から徹底解説します。
富士スピードウェイ(FSW)へのバス・電車での基本の行き方
富士スピードウェイで大きなイベントがある日は富士スピードウェイへの直通バスが運行されます。
富士急行の直通バスは以下の2つのルートで運行されています。
- JR御殿場駅から富士スピードウェイへの直通バス。
- 小田急線開成駅発、新松田駅経由の富士スピードウェイへの直通バス。
それぞれどのようなメリットデメリットがあるのか見ていきましょう。
【御殿場駅ルート】電車でのアクセスと高速バス(新宿・関西発)の利用方法
御殿場駅出発始発は6:40、所要時間は25分、片道630円
富士スピードウェイに最速で到着できるバスは7時過ぎに到着する御殿場線の始発。
スーパーGTの土曜日朝のイベント公開車検は8時から30分間の予定で行われるので基本的に御殿場駅発でないと間に合いません。
公開車検に参加したい場合は、御殿場始発かその次のバスに乗車する必要があるんです。
でもレースウィークって御殿場周辺のホテルって確保できないんですよねぇ。
御殿場に宿泊できない場合は電車で30分の沼津駅周辺での宿泊がお勧めです。
沼津駅の始発電車に乗れば、御殿場駅での2本目のバスに乗れるので公開車検に参加できます。しかも沼津駅周辺はビジネスホテルが多く比較的安い料金で宿泊できますからね。
【開成・新松田駅ルート】小田急線からの直通バス移動
富士スピードウェイに行くシャトルバスが出発する開成駅は各駅停車で小田急線小田原駅から2つ目の駅になります。
新宿から小田急線を使用する場合は快速電車を使用することになるのですが、快速電車は開成駅に停車しないので注意。そのため新宿方向から来る場合は、新松田駅での直通バス乗り換えになります。
- 開成駅出発の始発は7:00、所要時間は60分、片道1340円
- 経由駅の新松田駅は7:15出発。所要時間は45分 片道1230円
開成駅始発は富士スピードウェイ到着が8時を過ぎることになります。
こちらのシャトルバスを利用するとスーパーGTの土曜日朝のイベント公開車検に参加するのは難しいので諦めてくださいね。
もし、公開車検に参加したいなら御殿場駅まで移動する方法を考えてみましょう。
開成駅が始発なので、新松田駅から乗れる人数が限られます。場合によっては数人しか乗ることができない場合もあります。
そのため開成駅から乗るつもりで新松田駅から各駅列車に乗り換えて開成駅に移動することも検討しましょう。
でもSuperGTの日のように混雑する場合は、臨時バスが追加される場合もあるので諦めずに行きましょう。最悪、座れず立ちでもよければバスに乗せてもらえます。そのかわり45分くらいたちっぱなしになりますが。。。
【要注意】富士スピードウェイへの直通バスが「ない日」の移動手段
大きなイベントではない場合に富士急行バスで富士スピードウェイに行く場合、バスに乗れる駅は
御殿場駅と駿河小山駅
になります。
駿河小山駅も御殿場線の駅です。
どちらの駅からでも富士急行普通バスで富士霊園行きに乗ることになります。
時刻表を見てもらうと解りますが、土日祝日しかバスの運行はありません。
しかも始発から数えて1日6往復程度のバスです。
普通バスは富士スピードウェイの中には入ってくれないので下車するバス亭は
スピードウェイ東ゲートかスピードウェイ西ゲート
になります。
駿河小山駅から富士スピードウェイに行くバスの始発は8:35で運賃は660円
御殿場駅から富士スピードウェイに行くバスの始発は9:40で運賃は540円
なんと御殿場駅の始発が遅いんです!!
御殿場駅からいくと10時過ぎてしまうんです。
だから富士スピードウェイ直通バスがない場合は、御殿場線の駿河小山駅からバスに乗ることをおすすめします。
さらにバスの本数は少ないので帰りのバスの時間に注意してください。
帰りは駿河小山駅より御殿場駅行きの方が遅いので帰りは御殿場駅から電車になります。
西ゲートも東ゲートも車用なので徒歩でも普通に1000円払って入場することになります。あ、ゴールド免許を持っていれば900円に割引ですよ。
東ゲートからグランドスタンドまでの高低差は100メートルあるんですよ。 かなりの坂道になりますので頑張って登ってくださいね。 ちなみに西ゲートは高低差ほぼ無しになります。
普通バスを利用する上で注意してほしいことがあります。
それは
バス停で降りたはいいけど富士スピードウェイのゲートが空いていない!!
なんてことがありえること。
以前、スーパーGTの開幕前の富士スピードウェイでの合同テストに行ったときの話。
朝は気にせずに東ゲート前で降りたのですが、帰りのバスに乗ろうと西ゲートに行ったら。。。。
ゲートが開いてない、誰もいない
ほどなくゲートの向こうのバス停にバスが来て・・・・・
西ゲート前から東ゲート前まで数分で着けるわけもなく次のバスまで2時間待ちましたw
そんなこともあるので、イベントに参加するときは事前にどちらのゲートが開いているのか確認しましょう。
東ゲートはグランドスタンドからはかなり遠いことになるのでバスを利用する場合は移動時間に注意してくださいね。
ちなみにGooglemapで確認すると徒歩で約30分と表示されます。
スーパーGT決勝日・終了後のバス混雑状況とリアルな待ち時間
スーパーGTの富士ラウンドは比較的長時間のレース。
そして開催される次期は毎年5月のゴールデンウィーク。
ここ数年は5月3日、4日に行われています。
富士スピードウェイのレース後渋滞は有名で困っている人も多数いるでしょうね。
レースの終了は18時前。
その後、表彰式が行われて終了するころには18時15分くらいになっています。
テレビだと18時過ぎて表彰式カットされてますね。最後まで楽しみたい人、ひいきのチームが優勝したら最後まで見ていたいですよね。そして全ての日程が終了し、たくさんの人が帰宅となるわけです。
さて今回は一般車両ではなくバスでの帰宅について書いてみます。御殿場行きと新松田、開成駅行きの2本のシャトルバスが富士スピードウェイから運行されています。
関東方向に帰宅する場合はどちらのバスでも実は帰れるんですね。
新宿に向かう場合は以下のような感じですね。
- 富士スピードウェイ > 新松田 > 新宿
- 富士スピードウェイ > 御殿場 > 松田 > 新松田 > 新宿
それぞれどのような感じか確認していきましょう。
新松田駅行きと御殿場駅行きのバスの混雑
富士スピードウェイからは御殿場駅行きにのバスに乗る人が圧倒的に多いです。
行列も圧倒的に長くなりますがバスの本数が多いので履けるのも早い。
一方で開成駅新松田駅行きのバスは列が短いけど本数が少ないので長時間バス待ちをさせられるという感じです。
バスが座れなくても立ちでよければ乗ることもできますが混雑すると開成駅行きは2時間とかかかるしその間座れないのはなかなかの地獄。
御殿場駅行きであれば比較的渋滞があっても限定的なため立ちでもなんとか我慢できる時間で駅まで行けます。
個人的には御殿場駅行きにのり御殿場線で東京方面に向かうことのほうがお勧めかな。
新松田駅直通バス
富士スピードウェイから新松田駅までのバスの所要時間は渋滞がなければ60分。
新松田駅のあとは開成駅まで行きますが運転手に事前に伝えておかないと新松田駅で終わりになることが多いので注意してくださいね。
でもこの富士スピードウェイから新松田駅までの区間が問題なんです。
地図を見るとわかるのですがバスのルートで使用する経路が途中国道246号の一本しかないんです。
日曜日の夜。御殿場アウトレットにいった人たち、サーキットに来たたくさんの車がこの246号に集中するんです。だから脇道を抜けていくということができないので、いたるところの合流部分でどうしても渋滞が始まります。
どの脇道も途中平行している脇道はありますが結果的に246号にもどらないといけないという道です。
そのためレース後は大渋滞します。
さらに高速道路を避けた一般車もこちらを使うことになるのでGW期間中はさらに混雑します。
そのため通常45分のルートが2時間以上になる場合があります。
もちろん普通バスなので車内トイレはありませんし普通の座席なので長時間座っていると腰が痛くなります。
2012年12月にバイパスができたせいなのか比較的安定して帰ることができるようになりました。2011年くらいには3時間以上かかったこともあり終電になる可能性があるという問題が。どうしても距離があるため往復するバスの時間もかかり気味。
そのため富士スピードウェイで次のバスをまつだけでもなかなか来ないなんてこともあります。新松田駅方面はバスに乗ってから最低2時間の覚悟を。この時間はトイレにも行けないとうことを認識してバスを待ってくださいね。
御殿場駅行きバス
一方の御殿場駅行きのバス。
富士スピードウェイから御殿場駅までのバスの所要時間は渋滞がなければ30分。
御殿場線は1本の単線で関西方面に行くにしても直接いけないので沼津方面に行くか松田方面に行くかの2パターンが必須になります。東京方面の人より東海方面から参加した人が多い印象です。
しかし上で説明したようにサーキットから新松田駅までのバスは結構時間がかかってしまいます。一方で富士スピードウェイから御殿場駅まで行き、御殿場線で松田駅まで移動することもできます。
このルートのメリットは御殿場線が電車のため渋滞に巻き込まれないことです。
しかし、御殿場線。本数が少ないので30分以上待つこともあります。
個人的には御殿場駅に移動、電車の時間があるなら腹ごしらえして電車に乗ることですね。
長時間バスにのることになる可能性を確実に避けることができますからね。
富士スピードウェイ場内でのシャトルバスの待ち時間と罠
レースが終了しバス乗り場には長い列ができます。ものすごい長い列ができています。
列が長いのは御殿場駅行きです。
富士スピードウェイからは御殿場駅方面を利用する人が多いようです。
上で説明したように御殿場駅の方が近く渋滞時間も短いのでバスの回転が速いです。
18時過ぎに最終バスがありますが待ち行列が長ければ増便されます。
だいたい20時近くまでバスに並ぶ人がいなくなるまでバスが来てくれるので安心して待ちましょう。
2018年5月のレースでは新松田駅行きのバスは18:15分くらいから並んでましたがバスが19:30になっても来ず。結局御殿場駅行きに切り替えたところで新松田駅行きが来ました。
Twitterを見ると自分より少し早く並んでいた人は新松田到着時点で21時過ぎていてみたいですね。
18:10頃に新松田駅行きシャトルバスの列に並び、今ようやく新松田駅に到着
帰宅行動を開始して、既に3時間経過😂wここから先は、電車が止まりさえしなければ大丈夫…
— ねこやしき (@neko_yashiki11) 2018年5月4日
御殿場駅に向かった自分は20時20分に御殿場駅到着。
でも次の御殿場線は20時55分。
新松田到着は21時25分くらいでした。結果的に新松田行きの方が結果的に早かったようですね。
帰りのバス大行列を100%回避して東京方面へ帰るベストな方法
撮影メイン(自由席)ならチェッカーを見ずに「ラストラップ」でバスへ走れ
サーキットからの帰宅をスムーズにするためには最後までレースを観戦しないことです。
もちろん最後まで見たいと思うのは私も一緒ですがバスのことを考えるといち早くサーキットを離れることが一番大事になります。
そうした場合にぜひやってほしいのがファイナルラップ前の帰宅です。
SuperGTのレースでは2~3時間経過の終盤。
推しのチームの順位がある程度決まったときにですね。
最近はグランドスタンドからの観戦がほぼ有料になっています。(コロナ前は無料だった)
そのためチェッカーをうけるシーンを撮影したい、表彰台の撮影をしたいって場合はグランドスタンドへの入場料が必要になるんですよね。
撮影メインやグランドスタンドのチケットをもっていない場合はラストラップを見る価値はかなり少ないと思います。その1周、2周はやくバス乗り場に向かうことが帰り道の渋滞に少しで巻き込まれないために非常に重要な時間になります。
富士スピードウェイからのバスは、御殿場行きと開成駅&新松田駅行きの2種類あります。
御殿場行のバスの本数と開成駅行きの本数には大きな差があり、利用者の人数も違います。
御殿場行は大行列、開成、新松田行は本数が少ない。どちらのルートを使用するにしても早く列にならぶ必要性があります。
サーキットでお土産を購入するのであればその分早く行動してくださいね。
御殿場線経由か、新松田経由か?当日の最適ルート選択
新宿方向へは一度御殿場駅に出て御殿場線(国府津方面)で松田駅へ。
そこから新松田駅に乗り換えるという方法がとれます。
富士スピードウェイから御殿場駅までは通常時間で約25分。
御殿場駅から新松田駅のある松田駅までは35分ほどです。
御殿場駅周辺は夕方に混雑していることが多く、バスは長い時で1時間くらいかかります。
駅前渋滞がひどくてあとは歩いていけるなんて距離で渋滞にはまって動けなかったことも。(このときはそこでバスを降りるということもできました。)
御殿場駅前交差点には信号がないんでうまく流れないんですよね。
そして無事御殿場駅に着くと今度は御殿場線に乗り換えて松田駅に行きます。
松田駅は新松田駅から徒歩2分の駅なのでほぼ同じ場所です。
御殿場駅から松田駅までは電車で約35分。
電車なので時刻表通りで運行されていることの方が高いです。
しかし!御殿場線は電車の本数が少ないんです。
夜20時を過ぎると本数が非常に少なくなります。
2018年5月現在の20時以降の国府津方面の時刻表は以下の通り。
19: 05
20: 01 55
21: 49
22: 25
50分に一本くらいしかないんですね~
バスの到着時間がちょうど良ければいいんですけどね。
確実に座るのであれば20分くらい前には列に並びましょう。
というのも御殿場アウトレットモールに来た人が電車で帰るので時間の直前にくるとたくさんの人が駅に来るんです。
みんな時間が空いているのでどこかで時間を潰しているんでしょう。
35分間座りたいのであれば出発20分前に並ぶ。
御殿場線は2両編成の場合もあるので注意です。ホームの確認は確実に。
あなたは何時まで大丈夫ですか?
私の場合は御殿場線の21時49分に乗れないと自宅まで帰れないんです。
ちなみに御殿場線は終点の国府津駅まで行くと東海道線に乗り換えが可能です。
ということで
御殿場駅行きの方が駅までの時間が短いのと電車での時間が安定するため確実に帰れます。
たまにトラブルはありますけどね・・・時間のランダム性のある渋滞と遠回り。
どちらを取るべきか?
スーパーGT第2戦富士のバス混雑まとめ
何度か新松田駅直通、御殿場駅経由の両方をためしてみましたわけですが最近は新松田駅直通でもいいようです。
でも上で書いたように御殿場駅経由の方が時間が確実です。
新松田駅直通の場合は途中トイレに行けない食事もとれないという状態です。
そういった意味では御殿場駅に行き、御殿場線の電車が無ければ食事なんてことができます。
ただ最初の列の長さは新松田駅行きの2倍以上並んでいます。
だからビビッてしまうかもしれませんね。
自分の体調と帰宅までのタイムリミットを見ながら帰宅してくださいね。
それでも気になる人はチェッカー受ける前に帰る!ですかね。
え、わたしはそんなことしないですけどね。
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