富士スピードウェイサーキット場内でキャンプをしよう!!
富士スピードウェイで行われるスーパーGTは5月のゴールデンウィークと8月の夏休み。
そのため予選日に来たあと、夜帰るだけでも御殿場ICや高速道路は大渋滞。
富士スピードウェイの周辺のホテルと言えば御殿場や山中湖。
どこのホテルもいっぱいな上に休日特別料金で高い!!
でも富士スピードウェイなら大丈夫。
予選日の夜は富士スピードウェイの中でキャンプができます。
テントがない人でも車中泊が可能なんです。
そんな富士スピードウェイ場内でのキャンプ、車中泊に関する情報をお伝えします。
目次
富士スピードウェイキャンプエリアのおすすめ
富士スピードウェイのキャンプエリア
富士スピードウェイの場内ではどこでキャンプしてもいい、どこではダメって話はあまりありません。
そうはいっても駐車場の真ん中やグランドスタンド裏では警備員に注意されちゃいます。
当然ですよね。
実際にテントを張ってキャンプを行う場所で人気なのがダンロップコーナー外側と13コーナーから最終コーナー。
下記の図で①、②、③の場所ですね。
①の13コーナーと②のダンロップコーナー外側のエリアは駐車場エリアになります。
ダンロップコーナーの外側②はかなりの人気の場所。
車からそのまま観戦できるのがいいんでしょうね。
ダンロップコーナー②は場所によっては結構な急斜面。
よく入ってきたなぁって思えるような角度で車が止まってたりします。
13コーナー外側①は平置きの駐車場エリアなんですがここは駐車場エリアなのでテントは張りにくい場所です。
地面は砂利なのでテントは難しいところですね。
テントを張ってキャンプを行うのに向いているのが③の最終コーナー外側。
ここは芝生エリアで結構な広さがあります。
けっこうな数のテントが並びますが芝生エリアも広いのでテントを張ることができないってことはあまりないかと思います。
そしてキャンプするにあたって必要なのはトイレと水回り
①、②、③でキャンプを行う場合はトイレと水回りは13コーナー①とダンロップコーナー③の間のトイレになります。
ダンロップコーナー②の範囲に止めているのであれば13コーナー内側のトイレまで行ってもいいですね。
他には駐車場の端っこなどにテントを張ってる人もいますね。
昼間は邪魔にならないようにする必要があります。
2017年のSuperGT第5戦(8月)のレースでは③の場所で「FUJI SPEEDWAY ACTIVE PARK CAMP」が実施されました。
土曜は夜21時までなので場内泊する人には便利でした。
8/6 11:00~21:00
8/7 11:00~16:00
1人3000円でBBQ用の食材、機材一式をレンタルできました。
1回3時間という時間制限があります。
事前予約制ですが、事前に用意する必要がないので車で気軽に来てそのまま準備なしでBBQを楽しめるのはいいですね。
GTのお昼時はグランドスタンド裏の食事ができる店はかなりの混雑と行列ができますからね。
ちょっとお高いですがゆっくり食事ができるのはいいです。
飲み物は販売されていないので近くの自販機での購入になります。
今後の場内泊が可能なレースでも実施される可能性がありますね。
富士スピードウェイの穴場キャンプエリア
最終コーナー付近はテントがたくさん立ち並び結構騒がしい感じです。
そんな騒がしい場所を避けて静かにキャンプを行いたいって考えるなら穴場なのが④の場所。
ここは300Rの内側が穴場キャンプエリアになります。
5月や8月のスーパーGTでも300R内側④でキャンプをする人はあまりいないんです。
ここも芝生エリアで割と平らでテントを張りやすい場所ですね。
駐車場はP6もしくはP7を利用することになります。
P6は競争率が激しいのでP7が現実的かなぁ。
歩行者用地下通路を通っていくことになります。
トイレ、水回りもP6駐車場エリアにあるので余裕ですね。
あと、各駐車場の端に駐車した場合は駐車場の端にテントを張っている人もいますね。
テントの場所取り、それとも駐車場?
富士スピードウェイでキャンプを行うにあたって一番問題になるが駐車場。
テントを張る場所を探すより駐車場の確保の方が難しいかも。
ダンロップコーナー外側②にスーパーGTに予選日に駐車するなら金曜日の深夜から西ゲート前でゲートオープンを待つ必要があるかも。
それぐらい競争が激しい場所です。
最終コーナー外側③にテントを張るなら13コーナー駐車場①に駐車できなくてもP15駐車場が利用できます。
ここなら土曜日昼までに富士スピードウェイに到着していれば止められるはず。
日曜日は富士スピードウェイ内が右回りの一方通行に規制されます。
そのためP15駐車場からはすぐに西ゲートから出られるという利点があります。
悪くない場所だと思いますよ。
富士スピードウェイでキャンプ、車中泊が可能なイベント一覧
2016年でキャンプ、車中泊が可能だったイベントは以下の通りです。
- 5月のスーパーGT
- 8月のスーパーGT
- 9月のスーパー耐久
- 10月の世界耐久選手権(WEC)
- 11月のTGRF(特別駐車券を購入した人のみ)
基本的に土曜の夜(予選日の夜)だけ場内泊が可能となっています。
10月の世界耐久選手権WEC富士などの場合は金曜日も走行がありますが場内泊は禁止です。
また11月のTGRF(トヨタガズーレーシングフェスティバル)ではGOOUT CAMPのチケットを購入した人だけが場内宿泊可能です。
→TGRF(トヨタガズーレーシングフェスティバル)の駐車場は何時から?混雑と渋滞は?
富士スピードウェイでキャンプ、車中泊注意事項
富士スピードウェイの夜の気温、寝袋は必要?
富士スピードウェイは標高600メートルにあります。
そのため街中に比べたら数℃は低い気温。
だから7,8,9月の夜は結構快適な夜を過ごすことができると思います。
日が出てくるととたんに暑くなるのでテントの中は蒸し暑いかもしれませんね。
天気が良ければフライシート(雨除け)は不要です。
昼間はフライシートなんて被せていたらあつくてテントの中にはいられませんw
荷物に余裕があればスクリーンタープ+コットでもいいですね。
一方、ゴールデンウィークのスーパーGTは天気が不安定で天候次第ではかなり寒いことがあります。
また、夜になると思った以上に冷え込むので温かめの恰好をできるようにしておくのがいいですね。
テントだけではなく寝袋とフライシート(雨除け)を用意しておく方が安心です。
世界耐久選手権の行われるのは10月中頃なので5月と同じような感じでいいかと思います。
でも、TGRFに限っては11月下旬。
最低気温は下手すると1℃とか2℃。
普通この時期はキャンプしませんってくらい気温が下がるので覚悟して準備した方がいいと思いますよ。
いざとなったら車中泊w
お風呂やシャワーを浴びたい場合はどうする?
富士スピードウェイの中ではお風呂もなければシャワーもありません。
(正確にはあるんだろうけど一般人は使用できない)
でも夏なんかは汗かいてベタベタだからお風呂入りたいっていうのもありますよね。
そんな場合は富士スピードウェイから少し離れたところにある入浴施設を利用することになります。
人気があるのは「須走温泉 天恵」の方みたいですね。
最近の場内泊が可能なレースでは温泉施設「時之栖 須走温泉 天恵」への往復無料送迎バスが運行されているようです。
バス停はP15のバス停が利用されていました。
片道20分で18:30、19:30、20:30発の3本が用意されていました。
夏は暑いのでお風呂に入れるのはいいですね。しかもバスなのでせっかく確保した駐車場もそのままにできるし、何よりお酒も飲めちゃうっていうのがいい。
女性はやっぱり場内泊でもお風呂は入りたいですからね。
関連:富士スピードウェイの近くにある温泉は?シャワーや日帰りで使用できる場所
夜間に富士スピードウェイを出る場合
夜になって買い物やお風呂に入りに行きたくなった場合、駐車場料金はどうなるのか?
予選日から決勝当日まで場内過ごし続ければ日曜日分の料金はかかりません。
でも予選日の18時以降にサーキットを出てしまうとそれ以降の入場は決勝日扱いになります。
そのため、一旦サーキット外に買い物、入浴に出る場合はゲートで日曜日分の駐車券の購入が必要になります。
18時以前にサーキットを出入りする分には土曜日の料金の範囲内になります。
もし風呂入らないで富士スピードウェイ内で宿泊するんだ!って決めている場合は18時前に用事をすませることで駐車場代金を節約できます。(1,600円)
指定駐車券でも同様の扱いです。こっちは5,200円、大きいです。
富士スピードウェイ内での禁止事項
富士スピードウェイ内でキャンプ、車中泊をする場合の禁止事項です。
富士スピードウェイに記載されているものをそのまま載せていますので車中泊、キャンプを行う場合は必ず読んでくださいね。
富士スピードウェイ内では、コースやパドック、ピット、スタンドなど「火気厳禁エリア」をのぞけば、
ガスコンロや七輪を利用しての炊飯やバーベキューもOKです。
焚火のような直火は厳禁です。そんな人はいないと思いますが。
また、炭を使った場合は火消壺などでしっかりと消火してくださいね。
ゴミは散らかさずちゃんとゴミ箱に捨てましょう。
(ゴミ箱はトイレの脇にあります)
火気使用についてのお願い
場内にてバーベキューなど使用されます「火気」類のご利用につきまして、お願いを申し上げます。
レースやイベントを広い場内でごゆっくりお過ごしいただけるように「火気」のご使用は禁止しておりませんが、
お客様各位で、下記のルールをお守りいただき、事故や怪我のないようにお楽しみください。1.火災や事故防止のため、コース、パドック、ピット、スタンドなど「火気厳禁エリア」での使用はご遠慮ください。
2.火災防止と施設保全のため、「直火」は絶対にお止めください。
3.他のお客様にご迷惑が掛かる火気使用はご遠慮ください。
4.カセットガスコンロなどの「火気」は、「使用上の注意事項」を厳守してご利用ください。
(本文はバーベキューを推奨するものではありません、自己責任でお楽しみください。
事故が発生した場合でも一切の責任は負いませんのでご注意ください。)
<ご参考>
カセットガスコンロ使用上の注意(メーカー等で注意している事項抜粋)カセットガスコンロ利用時にはボンベの切込み凹部をコンロの容器受け凸部に確実に合わせてセットしてください。
(誤って装着するとガス漏れや火災の原因となります。)
カセットボンベは火気周辺や高温な場所には絶対保管しないでください。(車中など)
カセットガスコンロを2 台以上並べて使用しないでください。
ボンベカバーを覆うような大きな調理具(鉄板、フライパン、鍋等)は使用しないでください。
アルミレンジガート等でコンロを囲った使用はしないでください。
木炭などの火起こしといった、調理以外の用途に使用しないでください。
ガス器具は使用前に異常がないか確認し、異常があった場合のご使用はお止めください。
ガス器具は純正部品以外、絶対に使用しないで下さい。
ガス臭や異常燃焼が見られる場合は直ちに使用を中止してください。
駐車場内で過ごす場合のお願い:
駐車場内にてテーブル・テント等の設営、バーベキュー(直火禁止)をされたお客様は、決勝日のAM6:00までに完全撤収して頂きますようお願いいたします。(キャンピングカー指定駐車場を除く)
舗装されている駐車場でのペグ(杭)打ちは禁止させて頂いております。
また、過剰な占拠や他のお客様のご迷惑となる場合には、撤収をお願いする場合がございます。
テントを片付ける時間としては最終コーナー外側は特に何も言われないみたいですね。
1日中テントがありますし。
富士スピードウェイのキャンプエリアの場所と穴場、トイレやお約束事項まとめ
- 富士スピードウェイで行われるビッグレースの予選日は場内泊可能
- 主なキャンプエリアはダンロップコーナーと最終コーナーの外側
- 300Rの内側の芝生エリアは穴場
- 富士スピードウェイは5月や10月は意外と寒いので注意
- 富士スピードウェイ公式の注意事項は読みましょう
いかがでしたか?
富士スピードウェイでキャンプをするのは意外と簡単だったりします。
キャンプ可能なエリアも比較的広く余裕もあります。
水回りはトイレを使用しないといけないは仕方がないですね。
スーパーGTの予選日には夜グランドスタンドで映画をやったり、駐車場でトークショーをやったりもしています。
ただご飯を食べてねるだけではないのでそういったイベントも楽しみましょう。
天気が良ければ富士スピードウェイから観る星空
キレイですよ。